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季節

2023.09.30

中秋の名月



昨日は月が特に美しいとされる「中秋の名月/十五夜」でした。
しかも満月でとてもきれいなお月様が堪能できました。

十五夜でお月見といえば、満月にススキ、お団子のイメージですが、中秋の名月は必ずしも満月と重ならないそうです。
今年は旧暦の8月15日にあたる9月29日が中秋の名月とされましたが、日程は旧暦の日付をもとに決まる一方、月の満ち欠けは新月から満月までの日数が13.9日から15.6日と変化するので必ずしも一致するわけではないということです。
なので、次の中秋の名月と満月が重なるのは7年後の2030年9月12日になるということです。

満月といえば、「月でウサギがお餅をついている」ですが、どうして月でウサギがお餅を?と思われるでしょう。
諸説ありますが、一番ポピュラーなお話は次のようです。
「昔あるところにウサギとキツネとサルがおりました。ある日疲れ果てて食べ物を乞う老人に出会い、3匹は老人のために食べ物を集めました。サルは木の実をキツネは魚を取ってきましたが、ウサギは一生懸命頑張っても何も取ってくることはできませんでした。そこで悩んだウサギは「私を食べてください」と火の中に飛び込み自分の身を老人にささげたのです。実はその老人は3匹の行いを試そうとした帝釈天という神様でした。帝釈天はそんなウサギを哀れみ、月の中に蘇らせて皆の手本にしたのです。」
餅をついているのは、老人のために餅をついているとか、ウサギが食べ物に困らないようにとか、諸説あるようですが、中秋の名月が豊穣祝いであることを考えると、たくさんお米が取れたことに感謝する意味が込められているようです。

現代ではこういうお話にもいろいろ意見が出るでしょうが、忙しくてなかなか上を向く事の無い時代、古来からの月ウサギに思いをはせながらお月様をゆっくり愛でてみるのは如何でしょうか。